子供の手足が突然マヒ…全米で原因不明の奇病が流行中

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「子供の手足がマヒする原因不明の病気が全米で増加している」――米疾病対策センターは16日、こんなショッキングな警告を発した。

 同センターによると、8月以降、手足の一部に急に力が入らなくなる症状を訴える子供が急増。これまでに127人に上っているという。

 症状は感染症のポリオに似ているが、患者からポリオウイルスは検出されていない。このうちミネソタ州など22州の62人は脊髄炎の一種と診断された。

 米国では2014年と16年にも同様の症状の子供が100人以上見つかった。ほとんどの子供は回復しているが、治療法は確立されておらず、再発や後遺症などの長期的な影響は不明だ。

 同センターは、ポリオ以外のウイルスの感染や有毒物質が原因の恐れもあるとして、子供の手洗いを奨励している。

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