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国内最大の学会「日本高血圧学会」に行ってきた!

降圧薬ディオバン(C)日刊ゲンダイ

 今年の日本高血圧学会は9月に旭川で行われました。日本高血圧学会は、日本の高血圧研究をリードする高血圧に関する国内最大の学会です。

 私は学会員でもなんでもないのですが、学会のある人から依頼を受けて、「ポリファーマシーと降圧薬」というシンポジウムで「そもそも降圧薬は必要か」という演題で30分間話してきました。

 私はディオバン事件(ディオバンという降圧薬に関する論文ねつ造事件)の際に、高血圧学会の理事は全員辞めるべきだとか、その際に学会から出たコメントに対して、何の責任も果たしていないと、激しく非難してきたひとりですが、その高血圧学会で発表の機会を得られたわけですから、これは何としても引き受けなければと、自身の夏休み中であるにもかかわらず、旭川まで出かけてきました。

 残念ながら何百人も入るような広い会場に聴衆は10人程度という寂しいものでしたが、自分自身が準備した内容を予定通りお話しして帰ってきました。発表の内容については、今後のこの連載でもできるだけ取り上げていきたいと思っています。

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名郷直樹

「武蔵国分寺公園クリニック」院長、「CMECジャーナルクラブ」編集長。自治医大卒。東大薬学部非常勤講師、東大医学教育国際協力研究センター学外客員研究員。臨床研究適正評価教育機構理事。7月末に「検診や治療に疑問を感じている方! 医療の現実、教えますから広めてください!!」(ライフサイエンス出版)を出すなど著書多数。

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