ニューヨークからお届けします。

オーガニック食品とがんリスクの関係性で注目の研究結果が

ビーガンシーザーサラダ(C)AP

 オーガニック食品を食べている人はがんになるリスクが低い――。こんな研究結果が、医学雑誌「JAMA」(ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション)に掲載されました。

 研究を行ったのは、疫学者のジュリア・バウドリー博士を中心とした仏・国立保健医学研究所のチーム。約7万人のフランス人(4分の3は女性、平均年齢は40代)に対し、フルーツ、野菜、肉、魚など16種類のオーガニック食品を提示し、食べている頻度で4つのグループに分け、4年~4年半後にフォローアップしました。

 結果、期間中に彼らが受けたがんの診断は全体で1340件。最も多かったのは乳がんで、459件に上りました。オーガニック食品を最も多く食べたグループと、がんの診断との関係を分析したところ、多く食べたグループは、がんになるリスクが25%少ないことが分かりました。特に目立ったのは、非ホジキンリンパ腫と閉経後の乳がんで、それぞれ73%、21%リスクが減少。量は少なくてもオーガニック食品を食べていた人の方が、そうでない人に比べてがんのリスクが下がることも判明しました。

1 / 2 ページ

シェリー めぐみ

横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

関連記事