がんと向き合い生きていく

「安楽死」を希望する患者が診察して30分後には笑顔を…

佐々木常雄氏(C)日刊ゲンダイ

 Mさんがどのくらい生きられるかは誰にも分かりません。それでも、抗がん剤治療が効いて少しでも元気に長く生きて欲しい。そう思っています。

■本コラム書籍「がんと向き合い生きていく」(セブン&アイ出版)好評発売中

5 / 5 ページ

佐々木常雄

佐々木常雄

東京都立駒込病院名誉院長。専門はがん化学療法・腫瘍内科学。1945年、山形県天童市生まれ。弘前大学医学部卒。青森県立中央病院から国立がんセンター(当時)を経て、75年から都立駒込病院化学療法科に勤務。08年から12年まで同院長。がん専門医として、2万人以上に抗がん剤治療を行い、2000人以上の最期をみとってきた。日本癌治療学会名誉会員、日本胃癌学会特別会員、癌と化学療法編集顧問などを務める。

関連記事