帯状疱疹は、皮膚に水ぶくれのような赤い湿疹が出来て、痛みを伴うという病気です。
一度水ぼうそうにかかった後、ウイルスが神経節という部分に潜んでいて、体の抵抗力が弱った時に、再び増殖して起こると考えられています。
昔は一生に一度しかかからないという説がありましたが、実際には再発も多いことが分かっています。
帯状疱疹は通常なら自然に治りますが、帯状疱疹後神経痛といって、治った後でも痛みだけが残ることがあります。これは非常に厄介でつらい症状です。それでは、帯状疱疹を予防することは出来るのでしょうか?
その決め手と考えられているのがワクチンです。日本で現在、使用されているのは、水ぼうそうのワクチンと同じもので、2016年から50歳以上の年齢で、帯状疱疹予防のための接種が出来るようになりました。
医者も知らない医学の新常識