そのストレスの理由として今年特に注目されたのは後を絶たない銃乱射事件です。75%が銃乱射全般に関してストレスを感じていて、72%が学校での銃乱射への不安、さらに21%が自分の学校で銃乱射が起きるのでは――と考えることがストレスの原因になっていると答えました。これらの数は、以前より明らかに増えています。当然ながら、彼らの親世代でも似た結果になりました。
また、そのほかのニュース、アメリカでの自殺率の増加に関する報道や、セクハラ問題などがストレスの原因という人も、他の世代に比べて高いことが分かりました。
こうしたストレスへの対応の遅れも指摘されています。この世代の3人に1人はセラピストや精神科医にかかっているのに、ストレスを何とかできていると答えたのは約半数だったからです。
銃乱射など深刻化する社会問題や、ネットにあふれる情報の波に揉まれあえぐ、アメリカの若い世代の姿が浮かび上がってくるようです。
ニューヨークからお届けします。