愉快な“病人”たち

料理研究家の相田幸二さん 1型糖尿病で一時はどん底に…

相田幸二さん(C)日刊ゲンダイ

「料理研究家が糖尿病になった」

 今年1月下旬、そんなニュースがネットに流れました。ボク自身が自分のブログで病気を公表したからです。

 見出しだけで判断されたら料理研究家として致命的なマイナスですが、誤解が多い「1型糖尿病」を、少しでも多くの人に理解してもらうきっかけづくりになれば、それでいいと思いました。

 病気が分かったのは今年の正月休み中です。異変は去年12月に風邪のようなだるさから始まりました。ちょうど子供が風邪をひいていたので、「もらったかな」と考えていたんです。ただ、喉の痛みや熱もないので放置していると、喉が渇いて、一日中ペットボトルをがぶ飲みするようになりました。夜トイレに4~5回起きるといった症状も表れ、クリスマスごろには歩くのがしんどい状態になっていました。でも仕事が忙しく、病院に行くタイミングを逃したまま年末を迎え、家族で東京にやってきたのです。

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