大晦日の前日になってようやく「これはただごとではなさそうだ」と思い、年末でもやっている八重洲のコンビニクリニックへ出掛けました。もちろん長蛇の列です。2時間待たされてやっと診察を受けましたが、喉の腫れも熱もないので風邪薬も出ず、「血液検査と尿検査の結果は年明けになります」と言われ、手ぶらで帰されました。
食欲もないまま新年を迎え、数日東京で過ごした後、地元の仙台に戻ると受診したクリニックから電話があり、「ちょっと大変なので、すぐ救急車を呼んで大きな病院へ行ってください」と告げられました。
何がどう大変だったのかというと、「血糖値が600㎎/デシリットル以上ある」とのこと。健康体なら高くても140㎎/デシリットル程度なので、まさしく異常事態です。
総合病院の糖尿病科を受診すると即入院となって、「1型糖尿病」と診断されたのです。生活習慣病ともいわれている一般的な糖尿病は、2型糖尿病のこと。ただ、2型の中にも不摂生が原因じゃない人もいるんですけどね。
独白 愉快な“病人”たち