通常の「お腹いっぱい」という感覚は大脳の下の視床下部にある満腹中枢が刺激されることで湧き上がる。その後「もう食べなくていい」という指示が脳のあちこちに出ることで食べたい意識や行動が抑えられる。ところが前頭連合野の「お腹いっぱい」は味などにあきて「もう食べられない」に過ぎないという。別の味付けをしたものなら食べ続けられるという。
「別腹はヒトだけのものではありません、私たちの研究でも実験用のマウスに別腹が存在することがわかっています」
別腹を抱えた若い女性に奢る立場のおじさんたちからすれば、出来うるなら別腹封じ法を知りたいところだが、山本教授によると「理性と強い意志以外、別腹封じ法はありません」とのこと。残念…？
満腹なのになぜ？ “別腹”で大盛りアイスを食べられるのか
