長寿に剣道 うつ吹き飛ばし転倒リスク減少など体力に自信

(C)Tanchic/iStock

 体力への自信も剣道群の13・8%が「大いに自信あり」としているのに対して非運動群は「少し不安」(33・8%)、「大いに不安」(3・8%)だった。

 つまずきについても剣道群の72・9%が「つまずかない」と答えているのに対して非運動群は「時々つまずく」(50・6%)、「よくつまずく」(3・8%)と転倒のリスクが高かった。

 うつに対しても剣道群が「なし」が92・2%に対して非運動群は25・0%が「うつ傾向」と答えている。

 80歳以上の人は握力が低いほど死亡率が高くなるというが、剣道群の握力は右40・3㎏、左40・2㎏に対して非運動群は34・4㎏、33・2㎏と大きな差があった。竹刀をシッカリ持って振ることは長寿につながるのかも。

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