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この青年の体験から、死の問題を「頭で考える」ではなく「体に聞く」ということ、人生を再体験してみることは死の恐怖を乗り越えるひとつの方法だと理解できました。
そして、どのような条件が揃えば彼が信号待ちしていた時のような場面にあえるのか、それが分かれば死の恐怖の奈落から這い上がれるのではないかと思ったのです。
さらに、お話を続けます。
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がんと向き合い生きていく