人生100年時代を支える注目医療

高齢者のヒートショック対策「入浴は14~16時」を医師推奨

高橋龍太郎院長(提供写真)

 また、食後1時間以内や飲酒時は血圧が下がりやすくなるので、入浴を控えた方がいい。「呼吸」「血液循環」「消化」「排泄」などをつかさどる自律機能の老化による健康被害は、環境を整えることが最大の防御策になるという。

▽1976年京都大学医学部卒。東京都老人総合研究所、東京都健康長寿医療センター研究所副所長を経て、2017年から現職。老年学・老年医学が専門。〈所属学会〉日本老年医学会、日本老年社会科学会、日本内科学会など。

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