ニューヨークからお届けします。

米国で急増…謎の「アルファ・ガルアレルギー」原因はダニ

(C)日刊ゲンダイ

 年末年始は家族でおせちなど、おいしいものを囲んで過ごす人が多いと思いますが、食物アレルギーを持つ人にとっては厳しい季節でもあります。

 中でもお肉がディナーの主役であることが多いアメリカ人の間で増えているのが、「アルファ・ガル(Alpha Gal)アレルギー」、通称「肉アレルギー」です。

 牛や豚などの肉を食べたり、ウールなどの動物性繊維に触れただけで、かゆみや発疹、喉の腫れや呼吸困難など、アレルギー症状を引き起こすアレルギーが増加しているのです。ようやくアレルギーとして認知され始めたために、症例の報告が増えてきたと言ってもいいかもしれません。

 この肉アレルギーは、ほかのピーナツアレルギー、小麦アレルギーなどと違って、食べてから数時間後にアレルギー症状が発生するため、アレルゲンとの因果関係がはっきりしにくく、長い間ミステリーでした。

1 / 2 ページ

シェリー めぐみ

横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

関連記事