疲れを取る食と酒とのつき合い方

鍼灸師が考案 胃腸スッキリ「月曜断食」は挫折者ほぼゼロ

4週間の月曜断食で体重6.1キロ、体脂肪3.8%落ちたケースも(関口鍼灸治療院提供写真)

「治療院に通えなくても断食の効果を享受するにはどうすればいいか? そんな発想のもとに生まれたのが月曜断食です。最初のうちは空腹へのイライラ感、気持ちの落ち着かなさなどを覚える人もいますが、慣れるにつれ楽になってきます」

 月曜は食事を断ち、1.5~2リットルを目安に水だけ。どうしても空腹に耐えられなければ、スポーツドリンクを2口ほど噛むようにして飲む。

 火曜から金曜の3食は、それぞれ“咀嚼した時にこぶし2個分になるくらいの量”。朝は旬の果物と無糖ヨーグルト、昼は定食などのおかずだけ、夜は消化が早く胃に負担をかけない野菜料理が理想。土・日曜は“1食こぶし2個分”は守りながら好きなものを食べる。

「不食・良食・美食の流れです。月曜からスタートすると習慣化しやすいですが、別の曜日がやりやすければそれでもOK。慣れてきたら断食中も飲み会などに参加していい。飲み会や友達との食事が月曜に重なったら、別の日に断食をしてもいい。良食・美食の期間はお酒もどうぞ。ただし、ビールや日本酒は“飲む炭水化物”なので避けましょう」

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