また、最新の医療では、精神の安定や睡眠などに関連する神経伝達物質のセロトニンに関連するある受容体がアルコール依存症に関係していると注目されています。この受容体が壊れると、アルコールと水の区別ができなくなり、アルコール依存症の症状が出る、ともいわれています。
いずれも、その理論を応用してアルコール依存症の薬が作られ、一定の効果を上げているようです。
(国際医療福祉大学病院内科学・一石英一郎教授)
お酒と健康 8つの疑問