医者も知らない医学の新常識

脳を使っても認知症は予防できず…英医学誌に論文掲載

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 認知症にはだれもなりたくはありません。その治療薬は世界中で研究されていますが、今のところその進行をある程度遅らせる薬はあっても、治せるような薬は開発されていません。治療に決め手がない状態では、認知症にならないように予防する、というのが、次に誰もが望むことです。それでは認知症を確実に予防するような方法はあるのでしょうか? 

 認知症にはアルツハイマー病や脳血管性認知症など、さまざまな種類がありますが、たばこを吸わない、血圧を上げない、血糖値を正常に保つ、など、心臓病や脳卒中を予防するような生活習慣が、実は認知症の予防にも最も有効であることが分かっています。

 脳は使うほど鍛えられるので、頭を普段から使っていれば認知症になりにくい、という考え方があります。脳トレと言われるものは、その考え方をもとにしているのです。しかし、本当に脳を使えば認知症は予防できるのでしょうか? 

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