専門医も大きな一歩と…「掌蹠膿疱症」の最新治療薬とは

水虫だと思っていたら…(C)PIXTA

 今回承認された生物学的製剤「グセルクマブ(商品名トレムフィア)」は、従来薬で効果が十分に認められない人に適用される。しかも効果は高く、先に紹介した30年来の患者も「今後、生物学的製剤を使う予定」とのことだ。

 照井教授によれば、掌蹠膿疱症は薬の開発が遅れていて、研究者が国内外で少なかった。しかし、東京オリンピックが開かれる頃には、その状況が変わっていることが期待される。

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