ゴーン被告は9kg減 拘置所・刑務所で痩せる「2つの理由」

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「食事は管理栄養士により栄養とカロリーが検討され、献立が決められます。未決拘禁者のデータはありませんが、受刑者の1日の食費は533・17円(主食101・5円、副食431・67円)です」(法務省矯正局総務課)

 食中毒予防のため、刺し身などの生ものは避ける傾向にあるが、栄養的にも量的にもバランスの取れた食事が出るという。

 受刑者の平日のスケジュールは午前6時40分起床、朝食は7時、昼食は11時50分、夕食はなんと午後4時20分からとなる。就寝は午後9時だ。運動や入浴などの時間を除いて作業を行う。休日は起床と朝食の時間がそれぞれ30分繰り下げとなるが、その後のスケジュールはほとんど変わらない。

 一方、未決拘禁者は平日は7時起床、朝食は7時25分、昼食は11時50分、夕食は午後4時20分となる。休日は受刑者と同じだという。

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