初詣やバーゲンで意識して歩き回ったつもりだった。だが、体重計に乗り、がくぜん。相当増えている。「正月ぐらい」と自分を甘やかし宅トレを休みにしていたツケか。
1~4月のテーマは、厄介な「背中」。いつの間にか脂肪をたっぷりとまとい、丸く分厚くなっている。ふとした瞬間にショーウインドーに映る姿を見て「これが自分か」と驚くのは、中年あるあるだろう。背中がすらりとしている人は間違いなく若く見える。
コーチは、美コアインストラクターとして活躍中の名越聖子さん。
「美コアを始めて、体温が上がって新陳代謝がアップし、痩せやすい体になりました。特に下半身のラインは相当変わりましたよ。体が変わると心も変わり、人生も変わります!」(名越さん)
まずは、背中の真ん中を鍛えるトレーニング。
(1)うつぶせになり、手、足を伸ばし、それぞれ腰幅に広げる。足のかかとは内側に入れて、お尻をぎゅっと引き締める。
(2)背中にくっつけるイメージで、お腹をグッとへこませる。この状態で、手、足を持ち上げる。
(3)肩甲骨を真ん中に寄せ、30秒間キープ。この時、肩が上がらないようにする。首も上がったり下がったりしないように、常に長く伸ばす。
この動きを1日2~3セット。慣れてきたら、「右手・左足を上げる↓下げると同時に、左手・右足を上げる」を速く繰り返す。
美コアで大切なのは、「トレーニング中に体幹と呼吸を意識すること。ポーズに集中して息を止めてしまう方がいらっしゃいますが、トレーニングの効果が半減してしまうので気をつけてくださいね」と名越さん。
本紙記者も、人生を変えるために頑張らねば! (次回は2月19日発売号掲載)
▽なごし・せいこ 美コアインストラクター。12歳を筆頭に3児のママとは思えぬ鍛えられたボディーが印象的
※宅トレはYouTubeで見られます。詳しいポイントと上級者編を紹介。
サラリーマン the バイブル