受験生なら母娘で読みたい 生理日をコントロールする方法

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 実際、生理不順で上村院長のもとを訪れた20代後半の女性にその話をすると、「生理痛がひどく受験に失敗。人生が変わった。そんな方法があれば知りたかった」と嘆く女性は少なくないという。

 その方法は簡単だ。生理日を遅らせたい場合は生理の開始予定日の5日前くらいから毎日、中用量ピルまたは黄体ホルモン製剤を飲み、生理がきても大丈夫なタイミングで飲むのをやめるだけ。生理日を早めたい場合は前回の生理5日目あたりから10日間以上飲み続ける。すると飲み終わって2~3日後から生理が始まるという。

「普通は受験3カ月前くらいから低用量ピルを使って、徐々に生理日を移動させますが、中用量ピルなどを使えば今からでも間に合います。むろん、誰でも100%生理日をずらせるわけではありません。遅らせるより早める方が難しいのですが、たいていは思い通りになります」

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