病み患いのモトを断つ

岡崎体育は併発入院 ノロ&インフルのピンポン感染を防ぐ

インフルエンザの流行は「警報レベル」(C)日刊ゲンダイ

 岡崎は一時、「熱が42度近くまで上がり、意識混濁状態だった」という。

■意外に役立つのはお茶と牛乳パック

 高熱や関節痛に苦しめられるインフル、下痢と嘔吐に加えて発熱もあるノロ。どちらも感染者を周りの人が看病しているうちにピンポン感染しやすいから厄介だ。予防はどうするか。聖路加国際病院内科名誉医長で、「西崎クリニック」院長の西崎統氏に聞いた。

「インフルエンザの予防は、ワクチンを接種した上で、マスクと手洗い、うがいが基本。意外に侮れないのが、30分に1回お茶を飲むこと。風邪やインフルの患者さんが殺到するこの時季、お茶飲みを実践する医師は少なくありません。のどの乾燥を防ぎつつ、患者さんが持ち込んだウイルスを洗い流すイメージです」 ノロは、消化器系の症状が中心で、呼吸器系ではないが、看病する人はマスクが不可欠という。

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