性感染症最前線

性器クラミジア<1>感染率は性交1回で50% HIVの50倍以上

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 妻が子宮がん検診などに行き、クラミジアが見つかったが、夫は検査しても陰性ということも珍しくないという。その場合には、検査法が正しく行われていない可能性がある。男性のクラミジアの尿検査は、最後に排尿してから2時間以上経ってから採尿する。しかも排尿初期の約20㏄で検査する。これが守られていないと偽陰性になりやすいという。検査を受けるなら性感染症の専門医を受診した方がいい。

 次回は、女性のクラミジア性子宮頚管炎を取り上げる。

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