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インフルエンザ対策にマスク ファッショナブルと称賛の声も

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 そして、もしインフルエンザにかかってしまったら、感染拡大を防ぐために学校や仕事を休むのは当然。どうしても外出の必要がある時や、家族にうつさないよう、家の中でも着用を提案しているのがマスクです。

 日本では当たり前すぎるマスクですが、文化が違うアメリカでは、街でマスクをしていると、顔を隠した犯罪者や変わった人というふうに見られてしまいます。

 ところがここ数年のアジアブームの影響もあってか、マスクが注目の兆し。ニューヨークマガジンでは炭素フィルター付きの黒いマスクを「ファッショナブル」と称賛。そんなマスクをオシャレに装着した写真が、インスタグラムにハッシュタグ「フル(インフルエンザの短縮形)・マスク」で上がっていたり……。

 アメリカでも近い将来オシャレなマスクが冬のトレンドにならないとも限りません。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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