「がん家系」に生まれて

大腸切除でお腹を壊しやすくなり体重も増えやすくなった

モデル・美肌温泉家の朝香さん(C)日刊ゲンダイ

 早くに大腸がんが見つかっていたら、そもそも大腸を切らなくてもよかったわけで、そうすると、お腹を壊しやすくならなかったのになと、時々思います。

 次に、体調を崩しやすくなりました。これは、手術の影響かどうかは正確には分からないんですが、時に起き上がれなくなることも。生理前後は特に頻度が高い。ただ、仕事は休めませんから、体調を崩しても死ぬ思いで頑張っています。なお、食事制限は今は別にありません。

 さらに、太りやすくなりました。手術の前から「大腸を切ると太りやすくなりますよ」とは言われていたんです。私、それまでいくら食べても太らない体質だったんですが、主治医に言われた通りになりましたね。同じ食生活、同じ運動量のままだと太るとのことでしたが、今以上運動する時間を増やすのは難しい。体調や年齢の問題から、ランウエーショーに出るモデルは難しいかなとも感じていたので、体をがっつり使うモデルではなく、企業広告のモデルに仕事をシフトしていこうとしていました。

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