ビール → 炭酸水で5kg減も「代用食品」ダイエットのコツ

炭酸水も侮れない(C)日刊ゲンダイ

 血流が悪くなれば体温が下がり、基礎代謝も落ちる。逆に塩分を控え体内の塩分濃度を下げれば、血流改善や代謝アップの効果が期待できるのだ。

「便秘も改善されやすくなります。塩分に作用して食欲を増進させるグレリンというホルモンの分泌が減ることも期待できます。一方で濃い味付けになれてしまうと、素材の味や甘味などの味覚が鈍ってしまい塩分で食欲が促進され食べ過ぎてしまうことになります」

 そのために水を多めに取り、カリウムが豊富な食材を摂取することが一般的に勧められる。大量の水は体内の塩分濃度を下げてナトリウムを排出しやすくする。カリウムは体内の余分な塩分を排出する働きがある。そのため常温の水を1日1・5~2リットル飲んだり、ホウレンソウ・小松菜・かぼちゃ・ブロッコリー・レンコン・バナナ・アボカド・さつまいも・じゃがいも・トマト・キウイフルーツなどを積極的に取る人も多い。

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