簡単な問診やホルモン検査だけでは、正しい更年期の診断は難しいケースが多い。そのほかの血液検査、骨量測定、血圧測定、婦人科内診、子宮の大きさ、子宮頚がん・体がん検査、乳房検診、尿検査なども必要でしょう。
これだけの検査を行うのは、問診やホルモン値の検査だけでは、更年期の症状かどうかを診断できないケースが少なくないからです。また、更年期の症状以外の重大病が隠れているケースもあります。
一方、患者側の準備、心得としては、治療される前にどのようなつらい症状があるのかをリストアップしておくこと。診察時に、しっかり主治医に伝えることができます。また、治療により、症状が改善したかをスコアで記録しておくと、客観的に自分の症状改善を知ることができます。
更年期を知って夫婦円満