松平健 若さの秘訣

朝6時に起きて息子の弁当づくり ご飯は土鍋で炊きます

松平健(C)日刊ゲンダイ

 事務所の壁には、本紙で健筆をふるう釜本邦茂氏と一緒にサッカーボールを追う姿が、額縁入りの写真で大事そうに飾られてあった。釜本氏とは30年来の友人。毎年2回開かれる同氏のチャリティーゴルフ「釜本会」にも参加しているという。「食生活は、テレビや新聞で『体に良い』と言われるものは、ひと通り試してみます。みのもんたさんの番組などで健康ブームだった頃は、梅干し、ラッキョウ、黒酢に漬けた自家製の酢大豆を欠かしませんでした。さすがに今は酢大豆はやってませんけど(笑い)。太秦時代(東映京都撮影所)はずっとホテル住まい。外食ばかりだとやはり栄養が偏る。そこで健康に良いと聞いたら取り入れるようにしていたのです」

 青汁やリンゴが良いと聞いて、挑戦していた時期もあったようだ。

「40歳を過ぎたあたりから、酒を飲んでも次の日に残るようになった。体質が変わってきているのでしょう。ですから、今は3食をきっちり食べるようにしています。むしろ、仕事が入っている時の方が規則正しい食事になりますね」

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松平健

松平健

1953年11月、愛知県豊橋市生まれ。7人きょうだいの末っ子。78年、24歳の若さで「暴れん坊将軍」の主役を務める。2004年に「マツケンサンバⅡ」が大ブレークし、NHK紅白出場。新曲「マツケン・アスレチカ」(徳間ジャパン)を発表。

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