生活と健康 数字は語る

血圧測定 どちらでもいいという寛容な社会の方が住みやすい

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 高血圧は見逃さない。見つけたら必ず治療する、というような世の中で生きるのはずいぶん息苦しい感じがします。いくら脳卒中になる人が少なくなっても、そんな息苦しい世界は嫌だというのが私の個人的な意見です。

 血圧を測ろうが測るまいがどちらでもいいし、たとえ高血圧だとしても、治療しようがしまいがどちらでもいい。そういう寛容な世界に生きたいというのは、今の世の中ではマイナーなような気がしますが、案外住みやすい世の中だと思います。

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名郷直樹

名郷直樹

「武蔵国分寺公園クリニック」院長、「CMECジャーナルクラブ」編集長。自治医大卒。東大薬学部非常勤講師、東大医学教育国際協力研究センター学外客員研究員。臨床研究適正評価教育機構理事。著書に「検診や治療に疑問を感じている方! 医療の現実、教えますから広めてください!!」(ライフサイエンス出版)、「逆説の長寿力21ヵ条 ―幸せな最期の迎え方」(さくら舎)ほか。

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