心と行動を変える健康革命

新型人間ドック「ライフデザインドック」従来型との違いは

性格や運動機能分析も重要に(C)日刊ゲンダイ

 横山教授は、医師は病気のリスクを教えるが、病気克服の「やる気」までは教えていなかったことに初めて気がついたという。

 これが学習理論や行動理論に基づき、患者や受診者の行動を変える「行動変容外来」や「ライフデザインドック」立ち上げの発火点になったという。

「患者が健康のために心を変え、行動を起こすキッカケにならない健診は意味がありません」

3 / 3 ページ

横山啓太郎

横山啓太郎

1985年東京慈恵会医科大学医学部卒。虎の門病院腎センター医員を経て現在、東京慈恵会医科大学教授。同大学晴海トリトンクリニック所長。

関連記事