「がんのリスクがどれほど高いかによってフォローアップの期間は変わります。家系にがんが多く、高いリスクが考えられる時は、短い期間で検査を行います」
■今後、調べられるがんは13種類以上に増える?
「13種類でも十分に多いと思いますし、がんの種類を増やしていくより、まずは、患者数が多いがん、早期発見が難しいがんに絞って早期の実用化を目指しています」
■いつから受けられるようになる?
「今年でプロジェクトは5年目になります。現在は、患者さんから採取した新鮮な血液を早い段階で分析する前向きな臨床研究が行われています。今後は、母体にがん患者が少ない実際のがん検診で、どれくらいがん患者が見つかるかの研究を行います。実用化するのは5年後くらいでしょうか」