煮物の味は温度が下がるときに浸透します。今回のかぶと煮もいったん火を止めて温度を下げてから、再度、火にかけて締めの醤油を加えます。それによって鯛やごぼうによく味が入ります。
付け合わせの春ごぼうを同じ長さに切りそろえるのは、火の通りや味の入り具合を均一にするためです。皮は洗うだけでむきません。ごぼうの泥臭い風味が鯛と合うからです。
《材料》
◎鯛の頭 1つを半割りにする
水 2カップ半
酒 2分の1カップ
しょうが千切り 4分の1カップ
◎三温糖 大さじ3
◎新ごぼう 約30センチのものを2本
◎醤油 大さじ3(うち大さじ2分の1は仕上げに)
◎木の芽 適宜
《作り方》
ようこそ!不老不死レストランへ