専門家オススメ ブロッコリーは葉も美味しく栄養価も高い

(C)chengyuzheng/iStock

「キャベツで作るより甘い」とブロッコリー栽培農家のお兄さんは言っていたが、まさに! ソースより、ポン酢が合うように感じた。大阪出身なのでお好み焼きは大好物。今後も手に入るなら、お好み焼きはキャベツではなくブロッコリーの葉で作りたい。大阪の実家の家庭菜園でブロッコリーを育てる両親にも、すぐに連絡を入れた。

 横浜創英大学名誉教授の則岡孝子氏(管理栄養士)は、ブロッコリーの栄養価について、こう言う。

「注目すべきは、ブロッコリーに含まれるスルフォラファンという成分です。抗酸化作用や腫瘍(がん)の形成を抑制する働きのほか、ピロリ菌減少やスギ花粉による炎症反応緩和などの研究結果などが報告されています。また、脳細胞を活性化させる葉酸が豊富。葉酸は抗うつ作用もあります。ブロッコリーは葉や茎も捨てずに、ぜひ積極的に食べてほしいですね。葉はおひたしや炒め物にしてもおいしい。茎は、線維に沿って切って調理すると、便秘解消やダイエットに役立つ食物繊維を多く取れます」

 やがて、ブロッコリーの葉もスーパーの棚に並ぶようになるかもしれない。

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