“GW明け”に頑張りがきく食事術 ベストセラー医師が教える

うなぎは食べるべし(C)日刊ゲンダイ

 たまった仕事をバリバリこなさなければいけない――。GW明けを考えると憂鬱な気持ちになる人も多いのではないでしょうか? そんな人は、休み中に肉を食べておくといいかもしれません。

 最近は肉というと加齢で減少していく筋肉を維持するために必要なタンパク源というイメージがあります。しかし、少し前までは違いました。働くことは紫外線を浴びながら汗を流すことであり、多くのサラリーマンが資料の詰まった重いカバンを抱え、外回り営業に汗を流していました。そのため、仕事終わりに疲労を回復して明日の英気を養うために好んで肉を食べていたのです。

 ではなぜ、肉は疲労回復料理の定番だったのでしょうか? その理由のひとつが「カルノシン」です。カルノシンは、紫外線、喫煙、激しい運動などで発生し、老化タンパク(AGE)の発生原因となる「活性酸素」(フリーラジカル)を強力に取り除く「天然の抗酸化物質」としての働きがあるからです。

1 / 3 ページ

関連記事