10連休後もヤル気が出る住まい

リビングの正しい掃除法をプロが伝授 100均グッズが武器に

絨毯裏には目に見えないカビが(右はスクイージー)

 リビング(居間)は家族が一日で最も長く過ごす場所だ。

 その質は家族の幸せ度を決めるといっていい。最近は「テレビ中心のくつろぎの場所」から勉強や仕事など家族それぞれの時間を過ごす多機能空間に変化して「リビ充家族」なる言葉も生まれるほど重要な空間になっている。 

 ところがその空間をおざなりに扱っている人は少なくない。カビや病原菌の棲みかであるほこりがたまり、壁や絨毯・カーテンにはカビやたばこのヤニなどが吸着したまま。GW期間中にそんな居間を快適空間に変えようではないか。ただし、従来の掃除法ではダメだ。

 病院清掃30年のプロで「図解 健康になりたければ家の掃除を変えなさい」(扶桑社)の著者である松本忠男・日本ヘルスケアクリーニング協会代表理事が言う。

「いまだに窓を開けて掃除機をかけ、濡れ雑巾で床をこする人を見かけますが、間違いです。カビや病原菌が棲みついたホコリを空中に舞い上がらせ、床についた病原菌を塗り広げ、病気のリスクを高めるだけ。改める必要があります」

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