「昨日一日で多くのストレスを感じた」というギャラップの調査でアメリカが世界4位だったことが分かり、波紋を呼んでいます。
ギャラップは世界140カ国の15万人を対象に聞き取り調査を行い、昨日一日に感じたストレス、怒り、悲しみ、不安、喜び、笑い、休息感などの度合いを国別にまとめました。
すると、ストレス度でトップだったのはギリシャの59%。フィリピン、タンザニアに続き、アメリカは4位で、55%と高いストレス水準にあるとの結果でした。
また、不安を多く感じたと答えたアメリカ人は45%で、1位のモザンビークの63%に比べると低いものの、世界平均の35%を大きく上回っていることも判明しました。
ほかのカテゴリーと国を見ていくと、ストレスを最も感じなかったと答えたトップ3は、トルクメニスタン、ウズベキスタン、キルギス。不安を感じなかった国は、台湾、キルギス、シンガポール。
一方、怒りを最も感じたトップ3はアルメニア、イラク、パレスチナ。感じなかった国はシンガポール、フィンランド、エストニアでした。
ポジティブな感情では、最も楽しさを感じたのはパラグアイ、メキシコ、パナマ。感じなかったのが、クウェート、シエラレオネ、ハイチ。ゆっくり休めたと答えたのはモンゴル、ベトナム、ウズベキスタン、休めなかったのはクウェート、アルメニア、イエメン。
では、日本はというと、ストレスを感じた人は39%、不安を感じたのは29%、怒りは14%といずれも低め。ゆっくり休めたという人は77%で、世界20位と高めでした。
ただし、楽しさを感じたという日本人は63%で、トップのパラグアイ91%、アメリカの82%に比べても低め。世界の上位半分に入っていません。
世界全体では7割の人が楽しさを感じており、全体に最もポジティブな答えだったのはパラグアイ、逆にポジティブ度が史上最低レベルとなったのはアフガニスタンでした。
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