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「昨日一日で多くのストレス」米国人は世界4番目だった

NYのマジソン・スクエア・ガーデンでスマホを見る女性(C)ロイター

 一方、怒りを最も感じたトップ3はアルメニア、イラク、パレスチナ。感じなかった国はシンガポール、フィンランド、エストニアでした。

 ポジティブな感情では、最も楽しさを感じたのはパラグアイ、メキシコ、パナマ。感じなかったのが、クウェート、シエラレオネ、ハイチ。ゆっくり休めたと答えたのはモンゴル、ベトナム、ウズベキスタン、休めなかったのはクウェート、アルメニア、イエメン。

 では、日本はというと、ストレスを感じた人は39%、不安を感じたのは29%、怒りは14%といずれも低め。ゆっくり休めたという人は77%で、世界20位と高めでした。

 ただし、楽しさを感じたという日本人は63%で、トップのパラグアイ91%、アメリカの82%に比べても低め。世界の上位半分に入っていません。

 世界全体では7割の人が楽しさを感じており、全体に最もポジティブな答えだったのはパラグアイ、逆にポジティブ度が史上最低レベルとなったのはアフガニスタンでした。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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