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寿命に関係?「高齢者ほど耳が大きい」に対する3つの解釈

写真はイメージ

 さらにもうひとつは、「炭水化物摂取割合の多い人が長生きする」と考えたように、「耳の大きい人が長生きする」という解釈です。

 どの解釈が正しいかは、今20代の人の耳の大きさを毎年追跡し、さらには生き死にまで確認するような研究によって決着させることができます。

 残念ながらこの研究以後そのような研究は行われておらず、いまだ年齢ごとの耳の大きさの変化が何によるものか、寿命に関係したものかどうかは決着していません。ひょっとしたら耳が大きい人が長生きという意外な結果がもたらされる可能性もゼロではないのです。

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名郷直樹

名郷直樹

「武蔵国分寺公園クリニック」院長、「CMECジャーナルクラブ」編集長。自治医大卒。東大薬学部非常勤講師、東大医学教育国際協力研究センター学外客員研究員。臨床研究適正評価教育機構理事。著書に「検診や治療に疑問を感じている方! 医療の現実、教えますから広めてください!!」(ライフサイエンス出版)、「逆説の長寿力21ヵ条 ―幸せな最期の迎え方」(さくら舎)ほか。

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