離れて暮らす老親に突然のがん宣告…「看取り」経験を聞く

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 今は父親が一人暮らし。ケアマネに相談し、慣れるまではヘルパー週3回、デイケア週2回、計5日は1日1回だれかと顔を合わせて話せる状況をつくっていました。私も1日2回、国際電話をかけています。握るだけで救急信号がセキュリティー会社に送信されるペンダントも渡している。さまざまなサポートを利用すれば、高齢の親でも一人暮らしは可能だと感じています。

 ただし、それも自分で体を動かせる間。歩けなくなったらどうする? それは老人ホームだよね――。母親の死をきっかけに、父親と話し合うことができました。

(談・シェリーめぐみ)

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