難治性うつ病・そううつ病の新治療 注目「rTMS療法」とは

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 rTMS療法は、薬は服用したまま受ける。これまで服用していた薬はうつ状態改善には効かないが、再発・再燃に関しては効果が期待できるからだ。

 双極性障害を対象とした先進医療では、偽刺激を対照として、その有効性と安全性を検証する。

 1ヘルツの頻度で右前頭前野を刺激。週5日、4週間続ける。1回の治療時間は約30分。

 このrTMS療法は、統合失調症、脳卒中後のリハビリ、軽度認知障害、アルツハイマー型認知症などの治療にも効くのではないかと、研究が行われている。

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