人生100年時代を支える注目医療

アスピリンに大腸がん予防効果が 腺腫再発リスク40%低減

市販のアスピリンとは別ものなので注意が必要(提供写真)

 アスピリンの大腸腺腫抑制のメカニズムは、主に、抗炎症作用、抗酸化作用、大腸がん抑制遺伝子APCの変異によるシグナル異常の改善作用が考えられている。

 ちなみに、処方薬の低用量アスピリン(腸溶錠)と市販のアスピリンは別もの。

 自己判断で市販薬を連用すると、消化管出血などの副作用の恐れがあるので、絶対にやってはいけないという。

3 / 3 ページ

関連記事