それではどうすればいいでしょうか? たとえば家族と過ごす日は、子供たちにならってノンアルコールデーにする。会社の仲間との気の置けない飲み会などは、つまみを豆腐や枝豆、豚しゃぶ肉といった高タンパク・低脂肪のものを中心に選ぶようにする。食事のメニューを自分では選びづらい仕事絡みの会食では、逆に酒の量を控えめにする。「“イベント”が続いているのが、今の自分の食生活なんだ」としっかり認識していれば、その場、その場でできることをうまく選択していけるはずです。
また、夜多く食べるので、朝、昼を極力少なくするのも栄養、吸収のバランスから見て長期的には良くありません。人によっては、時々むちゃな食生活をする方が、それまで通りの規則正しい食生活に戻すのが大変になる、という話も聞きます。確かに、年末年始に暴飲暴食をしたら、その後、以前の粗食に戻すと、味気なさを一層感じたという人は結構いるのではないでしょうか。
「たまにはいいよね」は、何でも許してしまう魔法の言葉です。現実を直視し、魔法の言葉に惑わされないようにしましょう。少しでも意識していただき、習慣づけることが大切です。
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