たとえば、最も有名な漢方のひとつ「葛根湯」は「1番」が一般的ですが、東洋薬行では「13番」ですし、三和生薬では「17番」です。番号での識別はあくまで同じメーカー内でしか通用しないと考えておくのが無難です。
医療用医薬品の漢方は現在148種類あります。それぞれ番号がついていますが、欠番(42番、49番など)もあって、1~148番までの連番ではありません。もし番号を覚えるのであれば、メーカーも一緒に覚えておくと良いでしょう。
人は忘れる生き物です。お薬手帳を有効活用して、OTCであっても医療用であっても、漢方の名称やメーカー、番号を書き留めておくのも良い方法です。
市販薬との正しい付き合い方