造血幹細胞の大量培養は白血病治療をどこまで進化させるか

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 さらに、共同研究を行ったスタンフォード大は、造血幹細胞を数カ月にわたって培養できるようになったことで、患者自身から造血幹細胞を採取してゲノム編集を行い、遺伝子変異を修復して再び患者に戻す移植が期待できると報告している。液体のりの成分であるPVAが、白血病の治療を一気に進歩させるかもしれない。

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