独白 愉快な“病人”たち

脳出血で倒れて2年…HIROさん“余命0年”からの生還を語る

「安田大サーカス」のHIROさん(C)日刊ゲンダイ

 退院する時、体重はすでに30キロほど落ちていましたけど、食事療法を教えてもらい、食事は今も1日1500キロカロリーに抑えるようにしています。退院後、故郷の和歌山で療養し、5カ月後の12月に仕事復帰してからも和歌山を拠点にしているので、両親、兄貴と一緒に暮らしていますけど、食事は自分で準備しています。

 朝は塩分控えめのハムをのせた5枚切り食パン1枚とブラックコーヒー。昼と夜は、生野菜をいっぱい食べてから、肉180グラムと野菜を、薄めの焼き肉のたれで炒めて丼にして食べます。あと、スーパーで塩分やカロリーが書かれているお総菜を買ってきたり。ご飯は150グラム、ちゃんと量っていますよ。

 仕事の入っていない時は毎食後2時間、1日合計6時間、街を歩いてます。最初は無理せず10分、15分から始め、徐々に延ばしました。続けるのが大事だと思うんで、おしゃれなカフェを探したり、空き家を発見するのを楽しみながらのんびり歩いています。

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