腰痛を2分で改善させる2つの方法 スポーツドクターが伝授

画像検査で異常がなければ「運動療法」しかない(C)日刊ゲンダイ

 非特異的腰痛では、「とりあえず薬(鎮痛剤)」「神経ブロック注射しますか?」となりがち。痛みは一時的に取れるかもしれないが、大本の原因が解決できていないので、腰痛は治らない。

 そこで腰痛と縁を切るために、今日から行うべきなのが次の方法だ。

■まずは股関節のストレッチで準備

 足を前後に大きく開き、前の膝を曲げ(膝が足のつま先より前に出ない)、股関節を伸ばす。足を入れ替え左右どちらの股関節も伸ばす。

 さらに、体幹を鍛える2つの方法も行う。これは腰に負担をかけにくい姿勢を維持するのに有効で、先に紹介した「1カ月で腰痛5割減少、6カ月で8割減少」の結果をもたらした方法だ。

「骨盤の位置が前に傾いても後ろに傾いても腰に負担がかかります。適切な位置を維持するには、体の重心を前に傾け過ぎないようにする腹横筋と、背中の筋肉である多裂筋の2つをうまく使わなければなりません」

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