こう語る玉置さんの主人は、再発がんの延命治療を拒否し、自宅で好きな仕事を選択(カメラマンとして作品整理)。自宅で自分の人生に終止符を打った。
玉置さんは、亡くなったご主人から体にとって余計なことをしないほうが、奇麗に旅立てることを教わったという。
「人は苦しむために生まれてきたのではありません。楽しむために生まれてきました。泣きたかったら泣けばいいのです。いくら泣いても涙など枯れませんからね。ただ悲しみで明け暮れているよりも、自分はどんな人生で終わらせたいかを考えてほしいと思います」
看護師僧侶「死にゆく人の心構えと接し方」