その結果、妊娠34週未満の早期早産リスクは、味噌汁の摂取が週に1日未満の人に比べて、週に5日以上の人で38%、ヨーグルトの摂取が週に1回未満の人に比べて、週に5回以上の人で38%、納豆の摂取が週に1回未満の人に比べて、週に3回以上の人で40%、統計学的にも有意に低下することが示されました。なお、チーズの摂取ではリスクの低下傾向が示されたにとどまり、有意な差は認めませんでした。また妊娠34~36週の後期早産のリスクについての解析では、発酵食品摂取との明確な関連性を認めませんでした。
もちろん、本研究結果のみから発酵食品が早期早産を予防するとは結論できませんが、日ごろからバランスの良い食習慣が大切だといえるかもしれません。
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