■コーヒーを4杯
コーヒーの健康効果はたくさんあるが、大腸がんの再発率を低下して、生存期間が延びることも明らかになっている。
ステージ1~3の大腸がん患者1599人を対象とした米国での研究では、1日4杯以上コーヒーを飲む人はまったく飲まない人に比べて、大腸がんによる死亡リスクが52%低下し、すべての原因による死亡リスクが30%低下したという。
「大腸がんは、他のがんと比べても運動や食生活といった生活習慣との関わりが深いとされ、がんに対する免疫力を高め、患者の生存期間を改善するための生活習慣についての研究が盛んです。もちろん全員に当てはまるわけではありませんが、告知後の生活のヒントになるはず。担当医と相談して試すのもいいでしょう」