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3.7万人の調査で判明 “反射神経”は45歳からガクンと衰える

“反応が鈍る”

 それによると、各世代の反応時間(平均値、ミリ秒単位)はこうだ(左が男性、右が女性)。

◇20歳…358/410
◇25歳…355/402
◇30歳…353/396
◇35歳…354/393
◇40歳…357/394
◇45歳…361/397
◇50歳…368/403
◇55歳…377/412
◇60歳…387/424

 男性では30歳、女性では35歳が最も全身反応時間が短い。その後はいずれも加齢とともに同時間が長くなっている。男性の場合、45歳を過ぎてから上げ幅が大きい。女性もほぼ同様だ。つまり、この年齢から“反応が鈍る”と言っていい。

 これを直接、交通事故に結び付けることはできない。しかし、いわゆる反射神経は、60歳どころか40代半ばから衰えているのだ。注意が必要だ。

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