食べ過ぎや肥満、加齢による胃の逆流防止の機能低下などにより、胃酸や胃の内容物が逆流し、喉のつかえや胸やけ、ゲップなどが生じます。それが続くと、食道の粘膜がただれるため、喉のイガイガ感を生じるのです。これを調べるには、胃カメラが鉄則、食道と胃の境をよく観察すると分かります。
薬で胃酸の分泌を抑えると改善しますが、食べ過ぎ、特に食べてすぐ寝るような生活習慣の改善が欠かせません。
もうひとつは、アレルギーです。例えば、ハウスダストやダニ、花粉などのアレルギーで喉がイガイガすることがあり、食物アレルギーのケースもあります。卵や牛乳のほか、パイナップルやキウイなどでイガイガしたことがある人は、アレルギーかもしれません。
アレルギーによるイガイガが疑われるときは、血液検査や皮膚検査を。それでアレルギーのもとであるアレルゲンを探ります。
検査数値 裏読みナナメ読み